どうも、ねじまき(@nejimakiradio)です。
国内・海外の色んなニュースレターを紹介する「Fine Letter.」 配信。
ここ数か月で読んだの中から印象に残ったものをいくつか。
今回は宇多田ヒカルから香水、AIまで、いろんな話題をお届けします。
・宇多田ヒカルの新曲について
「倫理によりかかって、ロジックを甘くしないこと」というのは、社会変革の際に、暴力を防ぐために必要なことなのだろうと思う。倫理に寄りかかって、〈論理〉も〈美〉も甘くしてそれでも他者に過度に期待して、変えることを欲望するなら、行き着く先は〈暴力〉か自己満足だろうと思う。本当に変えるには、他者に期待する前に(他者を説得しようとする前に)、自分の〈論理〉や〈美〉を鍛えないといけない。そこを甘くして、「ダサいことの何がわるい」と開き直るのは、どうなのだろうか。
むしろ、論理性や美的なものを楽しく競い合う場として政治的な場を開くことはできないのだろうか。それを学問や芸術の世界はやっている。それを政治的な場面で展開することはできないのだろうか。
色んな人の「Mine or Yours」論を読むの興味深かった。
自分も思うところあるので、そのうち軽めのブログ記事書こうかなと。
・宇多田ヒカルのインタビュー@Tone Glowについて語る。
・東中野の三番線から
せっかく作ったこの場所です。たとえそれが楽しいことばかりではなくても、できる限り覚えておきたいです。どんな出来事でもあとから振り返れば「やっぱり残しておいてよかった」と思えるような気がしています。
僕の友達がやっている東中野の本屋さん「platform3」のニュースレター。
東京の方はぜひとも「platform3」へ行ってみてください。
(Zineとかもたくさんあるみたいです)
Substackにも、本屋、出版社、作家が集まってきている気がするので、
どこかのタイミングでまとめてみようかなと思ったり。
・文章を書くことについてのちょっと失礼な28の覚え書き
絵には喜びがある、そうでなければそれは絵ではない。[...] どれほど陰気な芸術家であっても、イメージを作ることへの奇妙な喜びを持たずに絵を描いたことはない。
Maybe that’s my problem with AI-generated prose: it’s all necklace, no neck.
どれも物言いが面白いし、芯をついてる気がする笑
結論から言うと何を言いたいのかというと学習データをAI 開発企業がお金を払って作るようになるのではないかということ.
これどうなるんでしょうね、
もう数年で行き着くところに行き着く気がするけれど。
・香水の広告の歴史
1970年代から2000年代初頭にかけての香水広告がどのように感情を視覚化していたか、について書かれたエッセイ。
・ロサンゼルスに引っ越した理由 by MOBY
ロサンゼルスは、安っぽい近代化の街であるにもかかわらず、真に古いものに囲まれ、それを内包している。
そういう意味では、大阪とLAは共通点あるのかもね、なんて。
Mobyのマジックマッシュルーム体験の話も書いてあって面白い。
ということで、
あのモービーもSubstackでニュースレターを配信しはじめたらしい。
高校の頃からずっと好きなアーティスト。
まじで日本にライブ来てね!! (この通知は本人に届いているはず笑)
他にも、京都に移住した音楽アーティストがSubstackをやっていたりも。
他に印象に残ったニュースレターを箇条書きで。
・見た夢を生成AIでビジュアル化して配信しているニュースレター
・ジェームズ・ボンドはどうすれば”有害なマスキュリニティ”を終えられるのか?
映画や音楽、厳選ニュースなどをお届けする「ねじまき通信」。
次回のは5/31日に配信予定なので、まだの方はお気軽にどうぞ。